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『学術の動向』の見直しについて

2022年12月12日更新
公益財団法人日本学術協力財団
いつも『学術の動向』をご愛読くださり、また財団の活動にもご理解、ご支援をくださり誠にありがとうございます。
かねてよりニュースレターでお知らせしておりますように日本学術協力財団では『学術の動向』の刊行について検討を重ねてまいりました。
その結果下記のようにさせていただきたくご報告申し上げます。

 『学術の動向』の内容刷新と質の向上を図り、より魅力的な雑誌とするために、令和5年度から大幅な見直しを行うことといたしました。
 具体的には、まず、発行頻度を現在の毎月一回から四半期に一回に変更(季刊化)し、編集委員会において十分に議論したテーマに沿って、充実した内容となるよう編集します。その際に、査読も行うことにより、掲載論文の質の確保を図り、学術誌としての価値を高めていきたいと考えます。
 『学術の動向』は、従来から「科学と社会をつなぐ」という基本的考えのもと、特定の狭い専門分野に偏ることなく、分野横断的な内容を平易に表現するよう努めてきたところですが、この編集方針は変えることなくより一層強化して科学者コミュニティの総合的、俯瞰的助言活動に資することとしたいと思います。
 一方、速報性を要するシンポジウム、フォーラム等のまとめ記事については、ウェブサイトでの公開を検討いたします。
 また、季刊化にあたり、書店での販売等も考慮し、判型をA4判からB5判に改めることとし、ページ数は200ページ程度とする予定です。
 以上のような『学術の動向』改革は、科学者コミュニティ及び社会における一層の普及を目指すものであり、科学者コミュニティの代表機関である日本学術会議会員・連携会員はもとより、科学者、市民のみなさまのこれまでにも増しての活用を期待します。 新しい『学術の動向』の編集には、従来通り、日本学術会議広報委員会「学術の動向」編集分科会のメンバーと、日本学術協力財団から委嘱された編集委員により構成される編集委員会が当たりますが、今後、編集委員会と財団において具体的な誌面構成等について検討してまいります。
 どうか各位のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。   

2023年4月より新価格:年間購読料6,006円(4冊) 1冊1,650円(税10%・送料込)