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学術会議叢書

今日的なテーマについて、日本学術会議および委員会主催の公開シンポジウムや講演会などの記録をもとに、関連資料・解説を加え、分かりやすく編集しました。(A5判)


学術会議叢書№8 品切れ


学術会議叢書8 品切れ
食の安全と安心を守る
2004年9月発行,A5,187頁, \1,800+消費税
   


BSE、農薬残留や偽装表示、遺伝子組みかえ食品など、食品をめぐる問題が大きくなっている。
食の安全は国民の健康に直結する重要問題。食を取り巻く現状や安全確保への取り組みは―


目次
 目次(p.2~3) 
 発刊にあたって(p.4~5)  日本学術会議会長  黒川 清
 第1部 日本学術会議主催公開講演会載録
 食の安全と安心をめざして
 今なぜ安全・安心か(p.9~18)
  ・食の安全問題
  ・なぜ‘安全’と‘安心’か
  ・安全、安心を獲得するために
    -企業における品質・安全管理
    -行政の問題
    -報道
    -日本学術会議の役割
 中央大学理工学部経営システム工学科教授  久米 均
 食品安全委員会のこれまでの歩みとこれからの取り組み(p.19~31)
  ・流通の広域化、グローバル化で危害要因も複雑で多様に
  ・リスク分析手法を取り入れた食品安全基本法が制定される
  ・中立・公正な評価を行うための食品安全委員会が発足
  ・食卓の安全を守る基本は関係者との緊密なコミュニケーション
  ・評価のプロセスを知ってもらうためリスク評価情報は一般公開中
 食品安全委員会委員長  寺田雅昭
 消費者が期待する食の安心・安全(p.33~46)
  ・食品安全委員会の役割発揮に期待
  ・食品の安全をめぐって起きたこと、もたらされたもの
  ・不安とその要因は時代とともに変遷する
  ・消費者はなぜ「何となく不安」なのか
  ・情報の正しい選択と理解を進める事が大事
  ・食品の安全に関して多くの科学者の参画を
 日本生活協同組合連合会くらしと商品研究室長  小沢理恵子
 リスク情報とマスメディア(p.47~57)
  ・リスク情報の報道で問われるマスメディアの姿勢
  ・個人が感じる印象での報道の評価は難しい
  ・不安ニュースの優先は、受け手もそれを求めている
  ・ニュース価値は、リスクの大きさに比例しない
  ・リスクの位置づけが明確な報道は、無用な不安を減らす
  ・マスメディアを、情報交換できるフォーラムの場に
 女子栄養大学教授  村上紀子
 食中毒の実態と新しい観点からの予防を考える(p.59~68)
  ・これも食中毒? 広範な食中毒の実態
  ・衛生環境が整った現代でも食中毒が減らないわけは
  ・ブドウ球菌、サルモネラ菌に加え新しいウィルスも食中毒の原因に
  ・不利な環境下で生き延びる菌の性質を知って対策を
 杏林大学医学部長  小林宏行
 安全・安心と科学者の役割(p.69~76)
  ・誤ったリスク感覚
  ・理性と感情で違う判断
  ・不安をなくす情報
 東京大学名誉教授  唐木英明
 第2部 パネルディスカッション
 食品の安全・安心をどう考えるか (p.77-87)
 ・情報発信予定と受信側の科学的無理解
 ・経営面ではアナログ部分の安心保証を
 ・手法の違う方法を組み合わせて効果的な政策を
 ・民間の自主性と政府規制のバランスを
 ・食は6億年の歴史をもつ問題。教育が重要
 ・消費者とのリスクコミュニケーションを重視








 

 [コメンテーター](50音順)
 日本生活協同組合連合会くらしと商品研究室長
 日本学術会議第5部会員・中央大学理工学部教授
 日本学術会議第7部会員・杏林大学医学部長
 農林水産大臣官房参事官
 食品安全委員会委員長
 厚生労働大臣官房参事官
 日本学術会議第3部会員・大阪工業大学工学部教授
 日本学術会議第2部会員・法政大学法科大学院教授
 日本学術会議第4部会員・慶応義塾大学理工学部教授
 日本学術会議第1部会員・お茶の水女子大学長
 女子栄養大学教授

 [司会]
 日本学術会議第6部会員・東京大学名誉教授



  小沢理恵子
  久米 均
  小林宏行
  齋藤 登
  寺口雅昭
  外口 崇
  能勢豊一
  浜川 清
  星 元紀
  本田和子
  村上紀子


  唐木英明
 第3部 『学術の動向』(2003年11月号)特集載録
 食の安全と安心
 食の安全性の確保に向けて
  -新たな食品安全行政の展開と食品安全委員会- (p.91~98)
  ・食を取り巻く状況
  ・食品安全基本法の概要
  ・食品安全委員会の活動について
  ・さらなる食品の安全性の確保に向けて
 食品安全委員会委員長  寺田雅昭
 食品の安全確保で日本学術会議に望むこと (p.99~106)
  ・生協について
  ・今日の食品安全問題
  ・現在の食品安全行政の問題点
  ・食品安全基本法の制定、食品衛生法等の改正と今後の課題
  ・日本学術会議への期待
 日本生活協同組合連合会中央地連事務局長  石川 廣
 牛海綿状脳症(BSE)と食の安全 (p.107~116)
  ・BSEの歴史的背景と現状
  ・食に対する不安と行政的対策
  ・感染動物の危険部位の決定と安全対策
  ・食肉・乳製品の安全性
  ・今後の安全と安心対策
 国際獣疫事務局(OIE)名誉顧問  小澤義博
 食品表示制度と安全規制のシステム (p.117~122)
  ・安全の確保、適正な表示、不正取引防止の3要素が欠かせない
  ・リスク分析による正確な評価と適切な措置
  ・独立性・科学的中立性・公開性を明確に
 法政大学法科大学院教授  浜川 清
 食品に関する安全・安心と科学教育 (p.123~127)
  ・ヒトが抱える食問題の深刻さ
  ・深刻な若年層の科学離れ
  ・科学教育の充実を
 慶応義塾大学理工学部教授  星 元紀
 食品の安全確保とリスクコミュニケーション
  -第18期特別委員会の活動で感じたこと- (p.129~135)
  ・リスクコミュニケーションの大切さと難しさ
  ・米国の現状を視察して
  ・日本学術会議の果たすべき役割
 東京工芸大学工学研究科教授  安部明廣
 食の安全・安心問題
  -何が、どうして問題なのか- (p.137~149)
  ・食の安全・安心とは
  ・食不安の社会的背景
  ・不安を感じやすい気質と個人主義的傾向
  ・食品の虚偽表示
  ・リサイクルシステムの欠陥
  ・グローバル化した食の安全問題
  ・フード・マイレージ
  ・食品事故に対する海外からの批判
  ・科学技術基本計画と食の安全性
 椙山女学園大学大学院生活科学研究科研究科長・教授  安本教傅
 食の「安全」と「安心」のために (p.151~160)
  ・BSEパニック
  ・「安全」でも「安心」ではない?
  ・「自然」や「天然」は安心、「化学」や「人工」は危険?
  ・「危ない」情報は正しいか?
  ・嫌なものは嫌!
  ・それではどうするのか?
 東京大学名誉教授  唐木英明
 健康食品の安全性 (p.161~180)
  ・通常の食品と健康食品
  ・プロバイオティクスとプレバイオティクス
  ・薬用植物等に由来する健康食品
  ・多種成分を含有する健康食品
  ・健康食品の有効性、品質
  ・健康食品そのものの安全性
  ・発生機序からみた、健康食品の潜在的健康障害
  ・健康食品摂取前の安全性
  ・健康食品のリスクコミュニケーション
 独立行政法人国立健康・栄養研究所理事長  田中平三
 「安心」の確保のために
  -おわりの言葉に代えて- (p.182~187)
  ・BSE問題の経緯
  ・本当の安心を得るために
 東京大学名誉教授  唐木英明


*演者・執筆者の所属等は原則として2005年1月現在のものです。

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