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学術会議叢書

今日的なテーマについて、日本学術会議および委員会主催の公開シンポジウムや講演会などの記録をもとに、関連資料・解説を加え、分かりやすく編集しました。(A5判)


学術会議叢書№13 品切れ


学術会議叢書13 品切れ
科学のミスコンダクト
 -科学者コミュニティの自律をめざして-

2006年9月発行,A5,236頁, \1,800+消費税
   


科学技術の国際競争がより激しさを増す中で、論文やデータの捏造、改ざんといった不正な行為が後を絶たない。
この科学のミスコンダクトに、科学者自身が防止の具体案を提言。


目次
 発刊に寄せて(p.2~5)  日本学術会議会長  黒川 清
 はじめに(p.6~11)  日本学術会議連携会員・第19期日本学術会
 議会員、公開講演会「科学におけるミスコン
 ダクトの現状と対応策」実行委員長
 久保田弘敏
 目次(p.12~13) 
 Ⅰ 公開講演会
 科学におけるミスコンダクトの現状と対応策
  -科学者コミュニティの自律に向けて
 【開会挨拶および基調講演】
 科学者倫理と自律した科学者コミュニティの確立 (p.17~29)
 ・日本に特異な問題はないか
 ・失敗をどこまで許容するか
 ・ピアレビューの透明性を確保できるか
 ・情報技術の進展による変化
 ・ポスドクは「よそ」に出そう
 日本学術会議会長  黒川 清
 【講演】
 日本学術会議の取り組み (p.31~44)
   ・なぜミスコンダクト問題を取り上げるのか
   ・典型的な事例を調査
   ・科学上のミスコンダクトの特徴
   ・マスメディアの役割
   ・第18期の提言の要点と第19期の取り組み 
 (独)製品評価技術基盤機構理事長  御園生 誠
 【講演】
 わが国の学協会の取り組みに関する調査結果の分析 (p.45~63)
  ・倫理綱領とプロフェッショナル
  ・オートノミーは表裏の関係
  ・倫理綱領をもつ学会は少ない
   ・ミスコンダクトが問題になった学会
   ・倫理綱領の様式
   ・調査結果の総括
 東京大学大学院教育学研究科長  佐藤 学
 【各分野におけるミスコンダクトの事例と対策】
 人文学におけるモノ資料の真贋 (p.65~73)
  ・モノ資料の特徴
  ・旧石器発掘捏造事件の性質
  ・倫理規定の制定を目指し作業 
 國學院大學文学部教授  藤本 強
 【各分野におけるミスコンダクトの事例と対策】
 理学における事例
  -シェーンの事件から (p.75~87)
  ・物理学ではミスコンダクトが起こりにくかった
  ・シェーンの事件の概要
  ・シェーンの事件が提起した問題
  ・ミスコンダクト対策
 総合研究大学院大学先導科学研究科教授  池内 了
 【各分野におけるミスコンダクトの事例と対策】
 医学研究における日米の事例と対応策 (p.89~103)
  ・アメリカの対応策の経緯
  ・標準的な審査手順
  ・日本の実情
  ・倫理綱領の制定が必要
 岩手医科大学名誉教授  角田文男
 【各分野におけるミスコンダクトの事例と対策】
 外国の視点から見た製造業の枠組み(要旨) (p.105~107)
 三菱ふそうトラック・バス株式会社元社長  ヴィルフリート・ポート
 第1部 講演
 科学者のミスコンダクトの概念的フレームワークと組織的審査体制の確立
 (p.109~131)
  ・ミスコンダクトの範囲
  ・組織の「上下関係」と組織成員の「相互関係」
  ・個人的内因性要因に基づくミスコンダクト
  ・科学者の人権・自由とミスコンダクト
  ・ミスコンダクトの効率的
  ・組織的審査体制の確立 
 大阪学院大学流通科学部教授  武田隆二
 第1部 講演
 諸外国における組織的な審査体制 (p.133~144)
  ・政府機関または大学・研究機関が対応
   諸外国の審査体制
   (アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、デンマーク、ノルウェー、
   スウェーデン、中国)
 東海大学総合科学技術研究所教授  久保田弘敏
 第2部 パネル討論 【話題提供】
 科学の自律、理性と寛容で (p.146~157)
  ・メディアは変わることができるか
  ・不祥事の報道の仕方
  ・「良心的誤り」と捏造・偽造・盗用
  ・ミスコンダクトへの対応
  ・内部調査って、難しい
 朝日新聞東京本社科学医療部長  尾関 章
 第2部 パネル討論
 対策、申し立ての審理と裁定の手順、組織的審査体制のありかた
 (p.145,p.158~177)
  ・内部基準が通用しなくなった
  ・プロとアマの境界がなくなったことによる問題
  ・法的にどう規律できるか
  ・市民から信頼される科学者になれるか
  ・日本に適した対応策を
  ・どんな処罰規定を設けるか
  ・なぜアメリカの動きが日本に入らないのか
  ・公的チェック機関が必要ではないか 
 [司会]
 (独)製品評価技術基盤機構理事長
 
 御園生 誠  
 [パネリスト]
 東京大学大学院教育学研究科長
 國學院大學文学部教授
 龍谷大学大学院法務研究科教授
 総合研究大学院大学先導科学研究科教授
 岩手医科大学名誉教授
 
 佐藤 学
 藤本 強
 森 英樹
 池内 了
 角田文男
 【閉会挨拶】
 閉会挨拶 (p.179~182)
 龍谷大学大学院法務研究科教授  森 英樹
 【資料】1. わが国学協会の取り組みに関する調査結果(調査:2004年6月現在)
 (p.183~187)
 東京大学大学院教育学研究科長  佐藤 学 
 【資料】2. アメリカと中国における科学上のミスコンダクト審査体制
 (p.188~195)
 岩手医科大学名誉教授  角田文男
 【資料】3. 国におけるミスコンダクト防止策と処理手続き (p.196~198)  (独)製品評価技術基盤機構理事長  御園生 誠
 Ⅱ 『学術の動向』2006年8月号特集載録
 「科学上のミスコンダクト」座談会 (p.199~231)
  ・科学のミスコンダクトと社会の関心
  ・医学・医療分野では研究・教育体制が不十分
  ・日本機械学会で倫理規定を策定
  ・検証しないまま発表する傾向
  ・日本学術会議のこれまでの取り組み
  ・公開講演会などの成果
  ・自己管理の組織が不可欠
  ・専門家集団としての自律が必要
  ・「科学者の行動規範検討委員会」設置
  ・教育体制の改革が必要
  ・学協会の役割が大きい
  ・基本は専門職を育成する教育  
 [巻頭言]
 早稲田大学大学院法務研究科教授


 浅倉むつ子
      
 [出席者]
 (独)製品評価技術基盤機構理事長(司会)
 東邦大学医療センター大森病院病院長付
  常勤顧問
 東京大学大学院工学系研究科教授
 
 御園生 誠
 鈴木莊太郎

 笠木伸英
 [誌上参加]
 東海大学総合科学技術研究所教授
 久保田弘敏
 日本学術会議 科学者の行動規範(暫定版)(4頁)  
 あとがきにかえて
 ミスコンダクトの過去, 現在, 未来(p.234~235)
 (独)製品評価技術基盤機構理事長  御園生 誠


*演者・執筆者の所属等は原則として2006年9月8日現在のものです。

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