Sample Company

学術会議叢書

今日的なテーマについて、日本学術会議および委員会主催の公開シンポジウムや講演会などの記録をもとに、関連資料・解説を加え、分かりやすく編集しました。(A5判)


学術会議叢書№9


学術会議叢書9
医療事故は予防できるか-安全な医療を提供するために-
2005年3月発行,A5,205頁, \1,980(消費税込み)
    学術会議叢書9(Amazon)  


私たちの生命に直結する医療。その医療現場での事故がしばしば報道されている。
いま医療現場で何が起こっているのか。予防対策にどう取り組んでいるのか。


目次
 発刊にあたって(p.2~5)  日本学術会議会長  黒川 清
 はじめに (p.6~8)  日本学術会議 第7部救急・麻酔・集中治療医学研究連絡委員会委員長  松木明知
 I 医療事故の実態
 医師による医療事故の実態 (p.13~34)  帝京大学医学部附属市原病院救急集中治療センター教授  福家伸夫
 医療事故は防止できるか -看護師による医療事故の実態- (p.35~56)。  京都大学医学部附属病院看護部長  嶋森好子
 II 事故後、実態は改善されたのか
 横浜市立大学医学部附属病院における患者取り違え事故とその後のリスクマネジメントの取り組み (p.59~67)  横浜市立大学医学部附属市民総合医療センター麻酔科部長  岡崎 薫
 レーザー照射による気道内熱傷経験とその後の麻酔管理インフォームドコンセント (p.69~85) ・添付資料:内視鏡下レーザー照射時の高吸入酸素濃度は気道内発火の主たる原因となるか?  弘前大学医学部麻酔科助教授  石原弘規
 インシデント・アクシデントの活用について (p.87~116)  日本医科大学附属病院医療安全管理部副部長  長谷川幸子
 III 医療事故のエッセンス
 安全な医療を提供するために (p.119~127)  昭和大学病院医療安全管理室医療安全管理者  鈴木まち子
 病棟の立場から (p.129~137)  公立昭和病院第一病棟部長  貴田岡正史
 事故予防のエッセンス-病院機能評価の立場から- (p.139~165)  財団法人日本医療機能評価機構審査部長  菅原浩幸
 シンポジウムに対するコメント (p.166~169)  名古屋大学大学院医学系研究科教授機能構築医学専攻生体管理医学講座  島田康弘
 付録
 日本学術会議第7部報告 医療の安全に関する諸問題について (p.172~197)  日本学術会議第7部 (平成14年11月26日)
 医療事故とインシデントについて (p.198~201)  山梨大学医学部附属病院長  熊澤光生
 Matsuki's Seven Rules (p.202~205)、Matsuki's Seven Rules、従来の考え方  弘前大学教授  松木明知

※演者・執筆者の所属等は原則として2005年3月現在のものです。

バックナンバー

バックナンバーはこちらから

出版物・ご注文方法

こちらよりお申し込みください。
品切・絶版図書につきましては、コピーサービスを行っております。