今日的なテーマについて、日本学術会議および委員会主催の公開シンポジウムや講演会などの記録をもとに、関連資料・解説を加え、分かりやすく編集しました。(A5判)
目次(p.2~3) | ||
発刊にあたって(p.4~5) | 日本学術会議会長 | 吉川弘之 |
はじめに -「DNAから宇宙まで」の視点 (p.6~7) | 東京大学教授 | 跡見順子 |
宇宙体験記 国際宇宙ステーションの組立に参加(p.9~28) | 宇宙飛行士 | 若田光一 |
第1部 宇宙での植物と人間 | ||
メダカも上下を見分けている?(p.31~38) | 東京大学アイソトープ総合センター助教授 | 井尻憲一 |
宇宙で植物はまっすぐ伸びるだろうか(p.39~50) | 東北大学教授 | 高橋秀幸 |
しだれ桜は宇宙でしだれるのだろうか(p.51~58) | 日本女子大学教授 | 中村輝子 |
人間が立つこと ~ストレッチと重力~(p.59~78) | 東京大学教授 | 跡見順子 |
スポーツは重力との戦い(p.79~90) | 東京大学大学院助教授 | 深代千之 |
第2部 宇宙で生きるには? 元気に生きるには? | ||
無重力空間で活動するために(p.93~106) | 宇宙開発事業団副主任開発部員 | 原田 力 |
宇宙滞在が筋に与える影響(p.107~112) | 早稲田大学教授 | 福永哲夫 |
陸に上がったサメが生きるには?(p.113~128) | 西原研究所所長 | 西原克成 |
第3部 宇宙での生命の誕生と 運動・行動を見る | ||
単細胞のゾウリムシは重力を感じるか(p.131~142) | 浜松医科大学名誉教授 | 村上 彰 |
ニハイチュウも泳ぐ、繊毛で泳ぐ、精子も泳ぐ(p.143~154) | 東京大学助教授 | 奥野 誠 |
宇宙でカエルは考える(p.155~168) | 文部科学省宇宙科学研究所教授 | 山下雅道 |
細胞は重力を感じて動く ~水の中の重力は地上の6分の1?~(p.169~182) | 東京大学大学院生命環境科学系・跡見研究室 | 田中幹人 |
生物は宇宙でどのように適応するか(p.183~196) | 東京大学大学院教授 | 浅島 誠 |
宇宙と生命 ~宇宙から生まれた生命~(p.197~211) | 放送大学教授 | 濱田隆士 |
おわりに(p.212~213) | 「『なぜなぜシンポ』仕掛人」東京大学教授 | 跡見順子 |
「縁の下の力もち」宇宙科学研究所 | 山下雅道 |