発刊に寄せて(p.2~4) |
日本学術会議会長 |
山極壽一 |
発刊にあたって(p.5~6) |
日本学術会議薬学委員会委員長 |
望月眞弓 |
目次(p.7~9) |
第一部 ITと創薬の融合─ビッグデータとスーパーコンピューターで生命現象を解く─(p.13~66) |
1.はじめに(p.13~15) |
日本学術会議連携会員、大阪大学大学院薬学研究科教授 |
土井健史 |
2.創薬基盤としての分子動力学シミュレーション技術(p.17~23) |
東京大学先端科学技術研究センター特任教授 |
藤谷秀章 |
3.創薬の初期研究におけるデータベース構築とモデリング(p.25~31) |
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所プロジェクトリーダー |
水口賢司 |
4.インフォマティクスとシミュレーションを融合したインシリ コスクリーニング (p.33~42) |
国立研究開発法人理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター制御分子設計研究チーム チームリーダー |
本間光貴 |
5.抗体創薬におけるインシリコ技術活用 (p.43~50) |
アステラス製薬株式会社専任理事 |
白井宏樹 |
6.ビッグデータがもたらす創薬のパラダイムシフト(p.51~58) |
大日本住友製薬株式会社インシリコ創薬シニアフェロー、薬学博士 |
山崎一人 |
7.iOrgansテクノロジーによる生体ビッグデータ構築とその活用による疾患の予測診断・先制治療・創薬 (p.59~66) |
京都大学ウイルス・再生医科学研究所 特定准教授、ERATO 佐藤ライブ予測制御プロジェクト(JST)グループリーダー |
河岡慎平 |
株式会社国際電気通信基礎技術研究所 佐藤匠徳特別研究所所長、ERATO 佐藤ライブ予測制御プロジェクト(JST)総括 |
佐藤匠徳 |
第二部 IT、ビッグデータへの創薬、医薬品適正使用への活用に向けた提言 (p.69~190) |
1.はじめに (p.69~72) |
日本学術会議連携会員、東北大学大学院薬学研究科教授 |
寺崎哲也 |
日本学術会議連携会員、熊本大学大学院生命科学研究部教授 |
入江徹美 |
2.創薬から医薬品評価におけるITとビッグデータ利用の現状(p.75~88) |
日本学術会議連携会員、国際医療福祉大学大学院教授 |
笠原 忠 |
3.化学物質毒性ビッグデータベースと、インシリコによる毒性予測(p.89~99) |
国立医薬品食品衛生研究所・変異遺伝部 部長 |
本間正充 |
4.ナショナルデータベースの仕組みとビッグデータ活用の実際(p.101~108) |
国際医療福祉大学大学院教授 |
石川ベンジャミン光一 |
5.ビッグデータとAI、創薬への応用(p.109~120) |
東京医科歯科大学 名誉教授・特任教授、東北大学東北メディカル・メガバンク機構 機構長特別補佐 |
田中 博 |
6.医療ビッグデータ、特にDPCデータを用いた臨床疫学研究(p.121~129) |
東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻臨床疫学・経済学教授 |
康永秀生 |
7.The Value Proposition of ICD-11 and WHO-FIC for Big Data in the
Medical World 【日本語訳】ICD-11およびWHO-FICは医療分野におけるビッグデータにどのように役立てることができるのか (p.131~157) |
Classification, Terminology and Standards Team Department of Information,
Evidence and Research (IER), WHO |
Nenad Friedrich Ivan Kostanjsek |
日本学術会議連携会員、京都大学大学院薬学研究科准教授 |
伊藤美千穂 |
8.リアルワールドデータの医薬品安全性評価への活用と課題(p.159~168) |
独立行政法人医薬品医療機器総合機構 医療情報活用部 |
宇山佳明 |
9.創薬等におけるビッグデータ活用のために ── データ駆動型サイエンスの基盤整備を進める方策 (p.169~179) |
日本製薬工業協会 医薬産業政策研究所 統括研究員 |
森田正実 |
10.「 ヒトの多様性」と「AI (人工知能)」、「ビッグデータ」(p.181~190) |
内閣府 政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付課題実施担当参事官付参事官補佐 |
谷 伸悦 |
附録:用語の解説(p.191~197) |