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学術会議叢書

今日的なテーマについて、日本学術会議および委員会主催の公開シンポジウムや講演会などの記録をもとに、関連資料・解説を加え、分かりやすく編集しました。(A5判)


学術会議叢書№24


学術会議叢書24
〈いのち〉はいかに語りうるか?─ 生命科学・生命倫理における人文知の意義 ─
2018年3月12日発行 A5, 272頁, \1,980(消費税込み)

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 「東京大学教員の著作を著者自らが語る広場」 で紹介していただきました。
 詳しくはこちらからどうぞ。
 日本語:https://www.u-tokyo.ac.jp/biblioplaza/ja/D_00103.html 
 英 語:https://www.u-tokyo.ac.jp/biblioplaza/en/D_00103.html

先端医療とバイオテクノロジーの進展で、「生命・いのち」は自然科学ですべて理解できるような認識が強まりつつあります。
しかし、重要な問題が見逃されているのではないでしょうか。
科学技術の急速な展開は、自然科学のみならず、人文科学の視座の重要性を浮かび上がらせました。
本書は、〈いのち〉をめぐる諸問題について人文知からのアプローチを示し、〈いのち〉のあるべき姿を考える有用な書となっております。


目次
 発刊に寄せて(p.2~5)  日本学術会議会長  山極壽一
 発刊にあたって(p.6~8)  第23期日本学術会議哲学委員会いのちと心を考える分科会委員長  香川知晶
 目次(p.9~10)  
 はじめに ─ 〈いのち〉、人文知からのアプローチ(p.11~24)  山梨大学名誉教授、日本学術会議連携会員  香川知晶
 1.「 遺伝子」概念・「細胞」概念のゆらぎと拡散(p.25~53)  京都精華大学ポピュラーカルチャー学部教授  斎藤 光
 2.<いのち>はいかに理解されるか ─ 科学的生命観と人生論的生命観 (p.55~115)  武蔵野大学教養教育部会教授  小松美彦
 3.医学・医療領域におけるゲノム編集の倫理問題 ─ 人をつくりかえる技術は許容できるか?(p.117~152)  上智大学大学院実践宗教学研究科教授、日本学術会議連携会員  島薗 進
 4.生命操作システムのなかの〈いのち〉 ─ 生の終わりをめぐる生命倫理問題を中心に(p.153~186)  鳥取大学医学部准教授、日本学術会議連携会員  安藤泰至
 5.〈 いのち〉はいかに語りうるか ─ ハイデガー技術論の観点から (p.187~213)  防衛大学校人間文化学科教授  轟 孝夫
 6.技術と欲望 ─ ニーズに応えるという陥穽(p.215~240)  専修大学名誉教授  大庭 健
 付論 生命倫理の倫理性 ─ 学際領域と人文知の現在(p.241~271)  山梨大学名誉教授、日本学術会議連携会員  香川知晶

※執筆者の所属等は原則として2018年1月末日現在のものです。

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