今日的なテーマについて、日本学術会議および委員会主催の公開シンポジウムや講演会などの記録をもとに、関連資料・解説を加え、分かりやすく編集しました。(A5判)
発刊にあたって(p.2~4) | 日本学術会議会長 | 金澤 一郎 |
はじめに(p.6~9) | 首都大学東京都市教養学部教授 | 江原由美子 |
目次(p.10~12) | ||
1 ジェンダー研究と男女共同参画 | ||
学術領域における男女共同参画と学術の再構築(p.15~24) | 城西国際大学大学院人文科学研究科客員教授 | 原 ひろ子 |
ジェンダー概念の意義と効果 -現状と課題(p.25~37) | 東京大学大学院人文社会系研究科教授 | 上野千鶴子 |
学術領域における男女共同参画の現状(p.39~50) | 東北大学大学院法学研究科教授 | 辻村みよ子 |
科学技術と男女共同参画(p.51~55) | (株)東芝 電力システム技術管理部グループ長 | 渡辺美代子 |
農学研究とジェンダー視点(p.57~63) | 愛媛大学農学部准教授 | 中道仁美 |
2 人文社会科学におけるジェンダー研究の成立とその展開 | ||
歴史学とジェンダー:古代史(p.68~73) | 東京大学名誉教授 | 桜井万里子 |
歴史学とジェンダー:近現代史(p.74~80) | 筑波大学大学院人文社会科学研究科教授 | 姫岡とし子 |
文学とジェンダー(p.81~89) | お茶の水女子大学大学院人間文化創生科学研究科教授 | 竹村和子 |
精神分析とジェンダー(p.91~99) | お茶の水女子大学大学院人間文化創生科学研究科教授 | 竹村和子 |
経済学とジェンダー(p.101~111) | 東京大学社会科学研究所教授 | 大沢真理 |
法学・政治学とジェンダー(p.113~123) | 東北大学大学院法学研究科教授 | 辻村みよ子 |
社会学とジェンダー(p.125~135) | 東京大学大学院人文社会系研究科教授 | 上野千鶴子 |
3 生物学的性差をどう見るか | ||
問題の所在(p.139~142) | 首都大学東京都市教養学部教授 | 江原由美子 |
性差とジェンダー:進化生物学の視点(p.143~152) | 総合研究大学院大学教授 | 長谷川眞理子 |
性差とは何か? -ジェンダー研究と生物学の対話(p.153~168) | 名古屋大学大学院生命農学研究科准教授 | 束村博子 |
脳の性差(p.169~180) | 国際医療福祉大学小田原保健医療学部長/教授 | 田中(貴邑)冨久子 |
養育と乳幼児の発達(p.181~198) | 理化学研究所脳センター・精神疾患動態研究チーム研究員 | 黒田公美 |
性差医療の考え方と課題 -老年医学の立場から(p.199~210) | 東京大学大学院医学系研究科教授 | 大内尉義 |
体力の性差とスポーツ(p.211~221) | 日本女子体育大学客員教授 | 加賀谷淳子 |
科学史からみた性差(p.223~240) | 三重大学人文学部教授 | 小川眞里子 |
性差研究の諸次元(p.241~248) | 首都大学東京都市教養学部教授 | 江原由美子 |
4 ジェンダー研究を社会にどう生かすか | ||
性差医療の今後(p.251~261) | 山口大学大学院医学系研究科保健学系学域教授 | 松田昌子 |
スポーツ・ジェンダー研究をからだづくり・健康づくりに生かす -学校体育に視点を当てて(p.263~272) | 京都教育大学教育学部教授 | 井谷惠子 |
ジェンダー法学の未来(p.273~281) | 東北大学大学院法学研究科教授 | 辻村みよ子 |
ジェンダー視点を社会政策に生かす(p.283~293) | 東京大学社会科学研究所教授 | 大沢真理 |
男女共同参画と学術の役割(p.295~308) | 城西国際大学大学院人文科学研究科客員教授 | 原 ひろ子 |
おわりに(p.310~311) | 首都大学東京都市教養学部教授 | 江原由美子 |