出版事業―『学術の動向』1999年9月号
1999年9月号 (第4巻第9号 通巻第42号)
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特集
学術からみた「美しさ」について
- 学術からみた「美しさ」について / 伊藤 滋
- 文化財保護と法律 -法は美とどうかかわってきたか / 椎名慎太郎
- 都市空間における「美しさ」の社会的評価システム -固有価値論よりみた美・環境・経済の相互関係- / 池上 惇
- 人工物を美しくする2つの狙い / 森 典彦
- 国土の美しさ / 冨田正彦
- 「美しさ」と「面白さ」 / 藤正 巖
- 美、芸術そして学術あるいは美学のアイロニー / 淺沼圭司
論壇
- 規制する危険とは何か? -組換えDNA実験の安全性再考- / 内田久雄
- 科学を愛する人々に支えられて -第19回「猿橋賞」受賞- / 持田澄子
随筆
- 研究開発とその環境 / 久米 均
表紙の画
- 淋しい山だった穂高 / 中嶋嶺雄
研究連絡委員会の活動から
- フィールド科学は人類と地球の共生を可能にするか -農業土木学研究連絡委員会(第6部)の活動から- / 中野政詩
- 新たな国際協力による宇宙開発-シンポジウム「宇宙探求のフロンティアとLMSA」報告- / 池内 了
- 医用生体工学の新しい展開 -学術の統合とフィジオーム- / 金井 寛
- 今後の強風災害の予測と低減に貢献 -第15回風工学シンポジウムの概要- / 松尾 稔 ・ 松本 勝
- 高等学校への科学史教育の導入 -科学史研究連絡委員会の活動から- / 山崎正勝
- いま、何をなすべきか -新設専門委員会-委員から見た日本学術会議- / 中澤 清
- 転換期における人間 -哲学研究連絡委員会の活動から- / 渡邊二郎
- 臨床評価ガイドラインの功罪 -第19回臨床薬理シンポジウム報告- / 景山 茂
- 日本の経済統計の現状と問題点 -予想される困難と期待される役割- / 竹内 啓
国際派遣報告
- スペインはマドリッドで -第12回国際経済史会議大会に出席して- / 加藤幸三郎
- ヨーロッパ的な制度と進化の経済学を学ぶ -ヨーロッパ進化経済学会第10回大会- / 山田鋭夫
- 新しい国際共同研究のスタート -IGCPを通じての発展途上国との国際協力- / 波田重煕
- 農業科学を統合した“Agronomy” -第1回国際農学会議に参加して- / 塩見正衛
オアシス
- 田の草取りの苦労は昔の話 / 松中昭一
エコー
- どれが真実? / 永島 泰彦
- ガンジーさんのいう「社会的罪」 / 田中宏樹